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鼻くその味


オイラは子供の頃、『鼻くそを喰う』『爪を食う』という癖があった。
今でもたまに爪を噛む事はあるが、あの頃は本当に胃の中に入れていたのだ。
よく親に注意された。

特にあの頃、鼻くそをほじって喰うという行為は酷かった。
今思うと単に馬鹿である。

宿題やテスト勉強を始める前になかなかやる気が起きず、無意味に机を掃除してしまう人がいたりするが、オイラの場合、掃除ではなく『鼻くそをほじって机に並べる』事だった。



鼻くその味はノーマル時はただしょっぱい。
鼻血が出ると鉄分の味がする。
風邪を引いた時の鼻くそは味が濃くそしてネバネバ。
その他、自分の体調、季節、環境によって鼻くそは色んな味に変わる。
そんな鼻くそを見ていると、まるで舞台上で演じている自分を見ている気がする。
演じる自分も、その時の環境や季節や心理状態等によって自分の気持ちが変化しているからだ。

『鼻くそは生きている。』 そんな気がしてならない。

どうでもいい事だが鼻くそをほじって、取れた鼻くそに鼻毛が抜けてついてくると何故だかちょっとトクした気分というか、ニヤッとしてしまう。
まるで鼻くそが「ちょっと面白い事してみたよ!」とオイラにアピールしているようだ。
そんな鼻毛のついた鼻くそを見ていると、何故だか急に愛おしく思える。
そしてティッシュで包んで捨てるのが勿体無く思え、ついついしばらく見惚れてしまったりするのだ。

鼻くそはキャビアやフォアグラのような珍味というワケでもない。
当たり前のことだが、誰でもいつでも食べる事が出来る。
それを何故わざわざリクエストでオイラに聞いてくるのか不思議でしょうがない。
自分で食べれば良いだけだ。

鼻くその味は基本はしょっぱくても、まるで生きているかのように微妙に変化する。
その変化に気づいてみるのも面白いかもしれない。
今現在の鼻くその味を知る事は、今現在の自分自身を知る事につながると言っても過言ではない。


いや、過言だろ

【2005.04.21 Thursday 11:07】 筆者 : yamadatoichi | お題リクエスト | comments(2) | trackbacks(0)
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